プロローグ 1話
高校入学前 15話
- ep.01 朝のトラックの中で、ゆずが僕に問いかけてきた。 朝の配送中、ラジオから流れてきたゆずの曲が、30歳目前の僕に問いかけてきた。
- ep.02 睡眠3時間、ぎっくり腰で出勤。妻の顔を見て、泣きそうになった。 睡眠3時間、ぎっくり腰で出勤。妻の顔を見て、泣きそうになった。
- ep.03 居眠り運転で中央分離帯に突っ込んだ夜のこと。 慢性的な睡眠不足。29歳の僕が、死の淵で見た光景。
- ep.04 腕立て伏せ1回から始め、カナヅチだった僕が2000m泳いだ日 腕立て伏せ1回から始めた男が、2000m泳いだ日。
- ep.05 妻の転勤話に、僕は0.1秒で答えた。 妻の転勤話に、僕は0.1秒で答えた。
- ep.06 名古屋で意識を失って、気づいたら東京にいた。 大阪から東京へ。ボロボロの体で挑んだ、片道500キロの引越し劇。
- ep.07 30歳・無職・東京。プログラマーを目指した、無謀な新生活。 30歳・無職・東京。プログラマーを目指した、無謀な新生活。
- ep.08 やる気だけは満点で、職業訓練校の面接に落ちた。 独学を諦め、挑んだ職業訓練校。不合格という結果が、僕を別の道へと導いた。
- ep.09 運送会社にすら落とされた。この世界に、自分は必要ないのかもしれない。 10年のキャリアさえ否定された絶望。そんな僕に、あやちゃんママがかけた言葉。
- ep.10 定時制高校のHPを見ながら、僕は「行かない理由」を探していた。 定時制高校のHPを見ながら、僕は「行かない理由」を探していた。
- ep.11 16年ぶりに電話した中学校。校長先生の一言が、震えるほど嬉しかった。 16年ぶりに電話した中学校。校長先生の一言が、震えるほど嬉しかった。
- ep.12 中学生に混じってパイプ椅子に座る、31歳のおじさん。 願書提出の日。中学生とその親に囲まれ、僕は自分の「覚悟」を言葉にした。
- ep.13 高校の入学試験を受けた日。 願書提出から試験までの18日間。15年の空白を埋めるための猛勉強と、当日の誓い。
- ep.14 合格発表の前に立っていたのは、僕ひとりだった。 誰もいない掲示板の前で、僕は自分の番号を見つけた。静かな、けれど確かなリスタート。
- ep.15 「すぐ大きくなるから」と言われた、31歳のおじさん。 「すぐ大きくなるから」と言われた、31歳のおじさん。
1年生 34話
- ep.16 2度目の入学式。 妻と参列した、31歳の入学式。15歳の中に混じって、僕は声を上げた。
- ep.17 17時登校、400円の給食。定時制高校の1日がはじまった。 19年ぶりの給食は、驚くほど美味しかった。31歳の「1年生」、静かなスタート。
- ep.18 「31歳です」と言ったら、クラスメートが固まった。 ついに訪れた年齢告白の瞬間。15歳の少年が放った意外な一言とは。
- ep.19 四則演算から始まる数学の授業で、僕は何かを取り戻した気がした。 「1+1」から始まる数学。15年越しの授業で気づいた、この学校の本当の優しさ。
- ep.20 いつもフードをかぶっている同級生と、一緒に帰った夜。 室内でもフードを脱がない少年。その裏側に隠された、僕の知らない「痛み」の話。
- ep.21 図書室。 放課後の定番スポット。明るい司書さんと、10代の熱気と、夜の静寂。
- ep.22 シール集めが趣味の先生の授業が、一番好きだった。 大学講師も務めるユニークな先生。レジュメに積み重なるシールが、僕の努力を形にしてくれた。
- ep.23 31歳が高校で立てた、2つの本気の目標。 「ただ卒業する」だけじゃつまらない。おじさんの僕が教室で掲げた、青臭くて熱い誓い。
- ep.24 一番不人気の書道を選んだ理由。 苦手なものにあえて挑む。白髭の『仙人』先生に叩き込まれた、書道の深み。
- ep.25 31歳、軽音部に入部した。 「一緒に行きませんか?」15歳の少年に誘われて、僕は放送室のドアを叩いた。
- ep.26 ギターを触ったことがない子に、コードを教えた。 「けいおん!」に憧れた初心者のまさやと、独特なリズム感を持つドラマー・まことの加入。
- ep.27 一人で食べている子に、必ず声をかけた理由。 「ぼっち」同士を繋ぐハブになりたい。給食の25分間に仕掛けた、僕なりのコミュニティ作り。
- ep.28 先生ですか? 部室でギターを弾いていたら、三年生の先輩に声をかけられた話。あべこべな関係の始まり。
- ep.29 定期考査。 15年ぶりの試験。図書室の静寂と、あの頃の自分。
- ep.30 遠足でぼっちを集めたら、全員が遅刻してきた。 馴染みきれずにいる子たちを引き受けた即席グループ。そこで知った、10代の難しさと大人ゆえの空回り。
- ep.31 出来レース スポーツ大会委員長への立候補。そこで突きつけられた、大人の事情と「出来レース」。
- ep.32 成績への直談判。 テストは100点、出席も完璧。なのに成績は「4」。納得いかない僕の逆襲。
- ep.33 ハイキング部。 個性豊かな先生と先輩たち。世代を超えた、新しい週末の楽しみ。
- ep.34 31歳が、文化祭でバンドのライブをした。 31歳が、文化祭でバンドのライブをした。
- ep.35 31歳、生徒会長なる。〜立候補編〜 現生徒会長からの一言が、僕を選挙戦へと駆り立てた。前代未聞の「年の差」選挙、はじまる。
- ep.36 31歳、生徒会長なる。〜準備・演説編〜 焼きそば好きのおじさんが、全校生徒の前で演説した日。
- ep.37 31歳、生徒会長なる。〜結果編〜 わずか4票差。逆転当選の瞬間、胃のあたりにズシンときた。
- ep.38 「こんにちは!」が返ってくるようになった日のこと。 「知らないおじさん」が「生徒会長」になった日。肩書きが繋いだ、新しいコミュニケーション。
- ep.39 チョコを配っていたら、さぼり常習犯の女の子2人に会った話。 チョコが繋いだ意外な縁。サボりすぎて留年した美少女二人組との出会い。
- ep.40 国際交流部。 お菓子と笑顔が飛び交う、夜間高校のパーティー部。
- ep.41 1年前には想像もできなかった、32歳の「高校生サンタ」 32歳の誕生日は、サンタの格好で仲間に囲まれていた。1年前のトラックドライバーには想像もできなかった光景。
- ep.42 新校舎はピカピカで、部室は物置だった。 新校舎への引越し。期待に胸を膨らませた僕たちを待っていたのは、あまりに狭い「居場所」だった。
- ep.43 物置からの脱出。視聴覚室を勝ち取った「大人」の交渉術。 「物置」での我慢も限界。1年生の終わりに仕掛けた、最高の練習環境を手に入れるための実力行使。
- ep.44 2月14日 32歳のおじさんが迎える、定時制高校のバレンタインデー。16年越しに知った、学校での温かな一日。
- ep.45 年下だけど、大切な『先輩』たちへ。 卒業していく4年生への感謝。ミスチルの『旅人』に込めた、31歳の僕の本音。
- ep.46 文章が下手な僕が、生まれて初めて「送辞」を書いた。 生徒会長として臨む、初めての卒業式。コンプレックスだった「字」と「文章」に向き合った記録。
- ep.47 光の中の送辞。僕が「見送る側」になった、初めての卒業式。 声は震えた。それでも、言葉は届いた。16年後に「見送る側」として立った、初めての卒業式。
- ep.48 食堂に響く「おめでとう」。式後の茶話会で見届けた、4年間の結び。 卒業式のあとに始まった、食堂でのパーティー。歌声と「ありがとう」が溢れる最後の1時間。
- ep.49 オール5、皆勤賞。32年間で、初めてのことだった。 成績表に並んだ「5」の列。31歳でやり直しを決意した僕が、手にした確かな答え。
2年生 16話
- ep.50 見えている景色の違い。 「女の子とばかり話してる」と言われて考えた、大人と10代の心の距離。
- ep.51 「恥ずかしい」の正体。 授業中に手を挙げる。ただそれだけのことが、10代には大事件だった。
- ep.52 先生という「隣人」。 「先生は敵か、味方か?」10代の壁と、大人のフラットな関係。
- ep.53 2年生の春。消えた背中と、変わらない「縁」。 春休みが明け、ついに2年生。靴箱に貼り出された名簿が物語る、定時制の現実。
- ep.54 「ひまわりの約束」と、二人の『やり直し』の仲間。 体育館での新入生歓迎会。軽音部勧誘のためのソロ演奏と、図書室で再会したそれぞれの「事情」。
- ep.55 部員急増!「ひまわりの約束」が起こした奇跡。 5人だった軽音部に、一気に10人の新入部員が。歓迎会での演奏効果は絶大だった。
- ep.56 16歳の平均に挑む、32歳の体力測定。 1500m走、9分12秒。16歳の全国平均と比較された、32歳のリアルな体力レベル。
- ep.57 黒板を「撮って」ノートを取る。15年前の僕には思いつかなかった、イマドキの授業スタイル。 前の席のさおりちゃんが、何度も後ろを振り返る理由。32歳の僕が驚いた、現代の「ノート術」。
- ep.58 空白に、体温を。 前後の空席に囲まれた教室。さおりちゃんと松木くんに、居場所を作るための静かな作戦。
- ep.59 「人間になりたい」と作文に書いた。 どんな人になりたいですか。10代の子たちが「優しい人」と書いた課題に、31歳の僕が書いたのは別の答えだった。
- ep.60 フクロウと遊んだあと、JK二人とカラオケに行った。 鎌倉ハイキングのあと、さき先輩と森田先輩と3人でカラオケへ。少し変な青春だった。
- ep.61 チンアナゴの水槽越しに、写真を撮った。 2年生の遠足はすみだ水族館。1年生のときの浅草遠足とは、全然違った。
- ep.62 同じ場所なのに、昼の学校は別の世界だった。 全日制の文化祭に、あやちゃんと行った。いつも練習している視聴覚室で、知らないバンドたちが次々に演奏していた。
- ep.63 僕にはただの兄ちゃんでも、誰かにはスターだった。 コンビニで、ファミレスで、YouTuberに会った。自分には価値がわからないものでも、誰かにとっては宝物みたいなものがある。
- ep.64 体育で本気を出したら、足首を捻挫した。 気持ちは高校生、身体は31歳。バスケットで本気を出した代償。
- ep.73 一人で給食を食べていた後輩が、ハイキング部の仲間になった。 2年生になって、後輩ができた。食堂で一人でご飯を食べていたコタローに、僕は声をかけ続けた。